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謎の集団「東宮職医師団」により毎年発表される、皇太子妃雅子殿下のごビョーキについての見解全文。解説や問題点・疑問点については関連項目を参照のこと。
2005年12月初登場から何故か3年間余り宮内庁HPには掲載されてこなかったが、2010年2月・2011年12月・2012年12月・2013年12月・2014年12月・2015年12月・2016年12月の7回については宮内庁HPに掲載されている。
しかし、この見解には今もって東宮家雅子夫人の担当医が署名したことは一度たりともない(2016年12月時点)。

参照:【大野裕】、【東宮職医師団】、【他罰感情】、【あり得ない事実

精神的健康度の高い方編集

平成17年(2005年)12月9日に東宮職医師団により発表された見解文書における、雅子夫人についての見方、考え。原文は「妃殿下は元来精神的健康度が非常に高くていらっしゃり」であり、それをシンプルな名詞表現にまとめたもの。
どうにもこうにも違和感ありまくりな文言であり、到底精神医学を修めた優秀な医師が発表した内容とは思われず、「この東宮職医師団見解文書書いてるのって雅子本人じゃね?」というスレ住民奥様方の憶測を生んでいる表現の一つである。
「精神的健康度」がもともと高かったと主張している割には公務休業静養を続けても一向に良くならず、オランダ静養旅行にまで出かけても効果無し、いつまでたっても改善の兆しが見られないとあっては、「精神的健康度が高かったpgr」と嘲笑される定番ネタにまでなっている。

この「精神的健康度~」の見解文書が発表されたその4年後、平成21年(2009年)12月9日雅子誕生日で医師団見解文書発表予定が延期を繰り返すgdgd状態が続き、翌年平成22年(2010年)2月5日になってようやく発表されたが、そちらにも「精神的健康度云々」が再登場している。


そもそも小和田家の女性は「精神的健康度が高い」のか?? 母優美子と妹礼子節子の場合編集

  • 1989年8月取材攻勢のため心神耗弱で救急車で病院に運ばれ、二十日間ほど入院した小和田優美子

『週刊新潮』1989年11月23日号<「妃候補」小和田雅子さんの線はこうして消えた>
p.49より引用
 とまれ、雅子さんに何があったかは、つまるところご本人に聞くほかはない。が、先の近親者によれば、この二年間の小和田家の心労はなまなかのものではなかったという。
「雅子の両親は、一年四ヶ月の間は日本を離れ、OECD大使としてヨーロッパにおりましたので、マスコミにも追いかけられず、もう終わったこととしてホッとしていたのです」
 それが、この八月、父親の恒氏が外務省審議官として帰任したことで、一転、趣を変えた。礼宮の婚約発表とも相まって、小和田家は再び取材攻勢の真っ只中に放り込まれたのである。
「それでまず起ったのが、母親の優美子の心神耗弱。救急車で病院に運ばれて二十日間ほど入院してしまったんです。一方、オックスフォードにいる雅子は雅子で、皇太子殿下のヨーロッパご訪問に合せて、寮にまで記者たちに押しかけられてしまった。困った雅子は、日本にいる祖母にSOSの国際電話を掛けてきて、どうしたらいいだろうかと相談したんですよ。母親はダウンしているし、一部のマスコミには皇太子さまとパリで会うんじゃないかと書き立てられる。で、お婆ちゃん子の雅子は思い余って祖母に相談したのです」
 実をいうと、雅子さんが、報道陣に追いかけられ、ロンドンでインタビューに応じたのは、祖母の江頭寿々子さん(七二)から、この時、「雅子ちゃん、もうハッキリいいなさいよ」と勧められたため。

  • ニューヨーク国連本部「武力紛争下の子供のための国連事務総長特別代表事務所」勤務時代、体を壊してセラピストのお世話になる小和田礼子(当時)

『ハーパース・バザー日本版』2001年10月号<国際協力で活躍するグローバル・ウーマンたち ユニセフ勤務 池田礼子さん>記事その1 / その2 / その3
p.179より引用
 120%仕事に打ち込んできた彼女の一つの転機は、ニューヨークで訪れる。ニューヨークは経済・金融の最先端という“物質的”な社会。一方、仕事では、長期にわたる武力闘争・貧困で苦しむ子供たちに助力するという“精神的”な社会。毎日が勉強、試行錯誤で、仕事に対する感情移入が激しく、体を壊した。セラピストに相談すると、「少し仕事から距離をおく時間をつくらないと。結局はそれが自分のためにも仕事のためにも良いでしょう」とのアドバイスを受ける。

  • 2013年4月星槎大学教授に就任、しかしその年の秋に休職してしまう渋谷節子

礼節姉妹】の項を参照されたい。

2005年12月9日 皇太子妃殿下の現在のご病状に関する東宮職医師団の見解編集

1 病名と治療方針編集

 すでに発表しております「適応障害」という診断は、国際的に広く使用されているアメリカ精神医学会の公式の診断分類『精神疾患の診断・統計マニュアル第4版改訂版DSM―IV―TR』に基づいて行ったものです。DSM―IV―TRによれば、適応障害は、「はっきりと同定される社会心理的ストレス因子に反応して、臨床的に著しい情緒的または行動的症状が出現することである」と定義され、うつ病や不安障害などの他の精神疾患の診断基準は満たさないが、著しい苦痛を伴うものであるとされています。適応障害はストレス因子(またはその結果)がなくなれば6ヶ月程度で解決するとされてはいますが、慢性のストレス因子などが原因になっている場合には長期間続くことがありうるとされており、妃殿下の場合は後者に相当すると考えております。
 治療に関しては、環境に働きかけてストレス因子を軽減することが最も重要であり、精神療法(カウンセリング)を行いつつ、補助的に薬物療法を行い、気分転換なども活用することが望ましいとされており、妃殿下の治療もその方針にそって行ってきております。

2 現在のご病状編集

 妃殿下ご自身は、治療に対して非常に前向きで医師団の指示を守ろうと努力していただいており、ご病状は着実に回復されてきております。また、こうした治療では、ご家族など周囲の方々のサポートが非常に重要ですが、皇太子殿下が常にあたたかく、そして力強く支えて下さっていることが最も大きい要素になっているものと拝見しております。内親王殿下との間にしっかりとした心の交流がおありのことや、天皇皇后両陛下に温かく見守り支えていただいていることも、治療の大きな助けになっております。
 ご回復の兆候としては、その時々の心身の具合に応じて上手に考えや気持ちを切り替えられ、柔軟に活動に取り組まれるようにもなっておられ、ご関心のある学問領域の書籍や雑誌をお読みになる機会も少しずつ増えてきていらっしゃいます。また、様々な行事にも徐々にご出席いただけるようになっていらっしゃいます。薬物療法に関しても、妃殿下のご努力もあって、服用量を減らせてきております。
 しかし、その一方で、現時点ではまだご体調には波がおありで、心身のストレスがご体調に影響を及ぼしやすい状態も続いております。そのために、頑張って行動しようとされてもその前やその時に強い緊張を感じられたり、後でお疲れを感じられたりすることがあります。したがって、妃殿下はご公務をまだ本格的に再開できないことを心苦しく感じていらしゃいますが、医師団としては、続けてご公務をしていただけるまでにはまだ回復されていらっしゃらないと判断しております。
 今後さらに回復していっていただくためには、発症に影響した環境面のストレス因子を積極的に取り除き、ご活動の範囲を広げていっていただくことが大切になります。以下に、今後の課題に関する医学的な立場からの見解について述べさせていただきます。

3 今後の課題編集

 妃殿下は、皇族としてのご自身の役割や皇室の将来を真剣に考えていらっしゃいます。したがって、医師団としては、今後そうしたお気持ちを大切にしていただきながら、より望ましい形でご公務に復帰していっていただくことが重要であると考えております。なお、ご公務の内容に関しては、皇太子殿下が先の御誕生日にお示しいただいた方向で、東宮職で具体的に検討していただくのが望ましいと考えております。
 とくに現在は、妃殿下はご回復の過程にあり、妃殿下のご体調をうかがいながらその時々で可能なものをお願いしながら、焦ることなく徐々に復帰していっていただきたいと考えております。
 ご公務と並行して、ご成婚前の知識や経験が生かされるような形でのライフワーク的なお仕事やご研究をされ、それをご公務に生かしていっていただくことが、今後大変重要になると考えております。また、妃殿下が、ご自身の体験や知識を生かしてお力を発揮できるご活動を今後積極的に行われることは、ご回復にとってはもちろんのこと、改善された後にも心の健康を維持されるために重要です。
 育児とご公務の両立も今後の重要な課題です。妃殿下におかれては、ご流産に続くご妊娠、ご出産と初めての育児に関連した心身のお疲れが残られているご出産後間もなくから地方のご公務が始まり、その後も地方行啓を含めた多くのご公務が続かれ、それがご病気の引き金になったものと考えられます。とくにご公務のためとはいえ、深い愛情を感じていらっしゃる内親王殿下とすごされる時間を思うようにとれないことに、妃殿下はとても心を痛められたものと考えております。
 妃殿下は、ご公務の前にはご予定の調整やお出かけのご準備など、ご自身でされなくてはならないことが多くおありです。その一方で、ご家庭内のお仕事のほかに、東宮職から相談を受けながら東宮内部の様々な懸案事項の処理などのご決定をされなくてはならず、対外的なご公務以外にも非常に多くのことをされなくてはなりません。
 したがって、今後のご公務に関しては、妃殿下が育児などご家庭で果たされる役割や、妃殿下のライフワークになるようなご活動、ご研究とバランスをとりながら選んでいただけるように、東宮職で慎重に検討していただきたいと考えております。
 こうしたご公務やご研究に加えて、日常生活の中で興味を持って楽しまれることを積極的に行っていただくことも大切です。これまで妃殿下は、ご公務などのお仕事を大切にしたいというお気持ちが強く、私的なお楽しみを控えられる傾向がおありであったために、意識されないうちに心理的な閉塞感を強く感じられるようになられたのではないかと考えられます。しかも、妃殿下はお立場上自由な外出がかなわないために、必然的に情報遮断や感覚遮断の状態になられ、それ自体がストレスになるだけでなく、ストレスに対する抵抗力を弱められることにもなりました。
 そうした状況を改善するために、医師団は、私的外出や運動を可能な範囲で行っていただくようにご提案してきました。妃殿下は最初、ご公務がおできになっていない状態で私的な楽しみをもたれることに躊躇される面がおありでしたが、こうしたご活動を通して心によい刺激を与えていただくことが治療的に重要であるとの医師団の説明をご理解いただき、ご協力いただいております。こうしたことはご病状の改善に役立つだけでなく、心身の健康を維持していただくためにも重要であると考えております。
 医師団は、この一年あまり治療に携わらせていただきましたが、妃殿下がこれまでに直面されてきたストレスは、医師団の想像以上に強いものであったということをあらためて実感しております。今後は、上に挙げた課題の改善に加えて、日常の生活でのプライバシーの確保やご負担の少ない取材設定の工夫など、ストレス要因の軽減についても改善を進めていただくことが、妃殿下が心の健康をさらに取り戻していかれる上で不可欠であると考えます。治療の成果が上がるまでにはなお時間が必要ですので、東宮職をはじめとして妃殿下の周囲の方々の協力がとても重要です。
 幸いなことに、多くの人たちが妃殿下のために、そして皇太子殿下や内親王殿下のために、力をあわせてお手伝いをしていこうという気持ちを強くお持ちです。医師団としては、そうした方々のお力を借りながらさらに治療を続けていく所存です。特に、妃殿下におかれては、ご公務に伴う心身のご負担は、私的なご活動の場合に比べて格段に強く、次第に私的なご活動がおできになってこられることがそのままご公務につながるものではありません。妃殿下は元来精神的健康度が非常に高くていらっしゃり、順調なご回復の過程におありでもあり、これまでのような前向きのご努力によって、たとえ時間がかかっても回復していかれるものと医師団は考えております。現在はまだご回復の過程でいらしゃることを十分にご理解いただき、静かに見守っていただければありがたいと考えております。

2006年12月9日 皇太子妃殿下のお誕生日に際しての東宮職医師団見解編集

http://www.yomiuri.co.jp/features/impr/mknluhnj056498501891sezcndjincimn0128735015jidvgnhcg_b.htm
 妃殿下におかれましては、徐々にではありますがご快復に向かわれており、今後も焦ることなくひとつひとつ可能な活動を積み重ねていただくことが重要だと考えております。
 今年は、まだ体調に波がおありの中、日常のご活動に加えて、オランダのご静養や奈良県への地方行啓など、活動の範囲を広げるようにご努力いただいたことは、治療を進めるうえでとても有意義でありました。また、今年から愛子内親王殿下のご通園が始まりましたが、幼稚園生活をはじめとして育児に心を配られていることは、妃殿下の心身のご健康にとっても大きな意味があるものと考えております。
 なお、妃殿下のご活動の幅はこのように広がってきてはいらっしゃいますが、ご活動の後に予想以上の疲れが残られるために、ご自身が思っていらっしゃるようには行動がおできになれないこともあり、引き続きご治療が必要な状態でいらっしゃいます。
(2006年12月9日 読売新聞)

2007年12月9日 東宮職医師団見解(全文)編集

http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/071209/imp0712090510002-n1.htm
 妃殿下におかれましては、この一年も、依然としてご体調には波がございましたが、前向きに頑張られるお気持ちを強くお持ちになられて、真摯に努力を重ねてこられました。そして、愛子内親王殿下の育児を中心に日常のご活動を続けられ、公私を問わず、ご活動にも広がりが出てこられております。ご公務に関しましては、東宮御所や都内でのご活動に加えて、長野県と徳島県の地方行啓にもお出かけになりました。
 このようなご活動の積み重ねは、ご快復のために必要な自信につながるものであり、治療的に大きな意味があったと考えております。こうしたご活動の後には依然としてお疲れが残られますが、以前にくらべるとご回復が早くなっていらっしゃいます。
 適応障害は、世界的に広く受け入れられているアメリカ精神医学会の基準でも、長く持続することがあるとされているものであり、妃殿下におかれましても、なお治療が必要な状態が続いております。しかし、ご自身のご努力はもちろんのこと、皇太子殿下のお力添えもあり、少しずつ着実に快方に向かっていらっしゃいます。

2008年3月28日 東宮職医師団「報道関係の皆様へ東宮職医師団からのお礼とお願い」全文編集

http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/080328/imp0803281707001-n1.htm(魚拓)
http://sankei.jp.msn.com/culture/imperial/080328/imp0803281707001-n2.htm(魚拓)
 報道関係の皆さまには、日頃より、皇太子妃殿下の治療にご協力いただき、心より感謝申し上げます。
 皇太子妃殿下におかれましては、徐々にご快復に向かっていらっしゃることは、既にご報告申し上げているところです。公私にわたりまして心の触れ合いを大切にされながらご活動の幅も広がってきていらっしゃいますが、それに伴い、報道の機会も増えてきております。取材に関しましては、平成16年9月に東宮職医師団より、私的なご活動につきまして、治療に好ましくない影響が生ずることから、取材を控えていただくようにお願いしております。
 しかしながら、最近の状況を見ますと、公的なご活動のみならず、私的なご活動にまで取材が試みられ、治療に支障が生じるような状況になってきており、東宮職医師団として強く懸念しているところであります。
 妃殿下のご病状を考えますと、私的なお出かけは、異なった環境のもとでご活動の幅を広げていただくことに加えて、様々な方との人間的な触れ合いが心の癒しにつながるという治療的意味があります。しかも、ご一家での私的なご活動は、妃殿下の心の支えになるという面でも、大きな治療的意義があります。また、そのようなご活動は、プライバシーが確保され心が安らぐ状況で行われることが大切です。したがいまして、妃殿下の私的なご活動に関しましては、愛子内親王殿下を伴われる場合も含め、これまでどおり取材を控えていただきたくお願い申し上げます。
 以上申し述べた上で、愛子内親王殿下の社会的ご体験やご一家での私的なお動きの中で妃殿下が不特定多数の人の中にお出かけになる際に、例えばそれが内親王殿下にとって初めての種類の社会的ご体験であったり、特別に関心の高い場所をご訪問になったりするなどの事情がある場合には、取材設定をすることでそのご活動も円滑に進み、また、それ以外のご活動が静かな環境で行われるという場合もあろうかと思われます。そのような場合には、現在すでに試みられているように、妃殿下にご負担の少ない形での対応を、個別に東宮職とご相談いただければありがたいと思います。なお、妃殿下にご負担の少ない取材設定の工夫につきましては、フラッシュを使用しないことや取材を往路だけにしていただくなど、これまでもご協力頂いておりますことに感謝しております。これらの点については引き続きご配慮をお願いいたします。
 皇太子妃殿下におかれましては、今なお治療の途上におありで、皇太子殿下の支えを受けられながら真摯に治療に取り組んでいただいております。報道関係の皆様には、今後のさらなるご快復のためには、妃殿下にご安心いただける環境作りが肝要であることをご理解いただき、ぜひ温かく見守っていただきますよう、心よりお願い申し上げます。

2008年7月25日 東宮職医師団の見解(野村一成東宮大夫が会見で口述)編集

 妃殿下は、ご病気に苦しまれながらも前向きに一生懸命頑張っておられますし、公私にわたって活動の幅は着実に広がっていらっしゃいます。東宮職医師団が治療を担い始めたころと比べますとその違いは驚くほどであり、これも妃殿下ご自身の努力と、(皇太子)殿下をはじめとします皆さまの支えがあって可能になったものと考えております。
 にもかかわらず、このたびのように同じ趣旨の質問が繰り返されるということは、治療の見地からしますと妃殿下のご努力に水を差すだけでなく、努力が足りないと批判している印象を与えかねません。すなわち、精神疾患のために治療を受けながら頑張っている人に対する励ましというのは、その人を精神的に追いつめることになるので絶対避けるべきであるということは一般にも広く知られるようになっております。十分にできないことだけを取り上げるといった質問は、励ましに他ならないということで、ご回復を遅らせるだけでなく、病状を悪化させる可能性すらあるというふうに危惧しております。
 宮内記者会の皆さまにはこれまで妃殿下の取材に関して多くの配慮をいただいていることに感謝しておりますが、今申し述べたような精神疾患の治療のデリケートな側面についてもご理解を得たいと思います。また、ご病状は一気に回復するのではなく、一つひとつの努力の積み重ねを長い目で温かく見守って接していただくということがご回復にとって肝要であるということも、合わせてぜひご理解いただければありがたいと思います。

2008年12月9日 東宮職医師団の見解全文編集

http://www.shikoku-np.co.jp/national/detailed_report/article.aspx?id=20081209000019
 妃殿下のご病状は、東宮職医師団が最初に本格的な見解を出しました平成17年12月当時に比べますと、着実にご快復になって来られています。公私に渡りご活動の幅が大きく広がり、最近では、5年ぶりに国賓歓迎行事にもご出席されました。ご公務につきましても、東宮御所でのご接見、ご進講へのご出席、勤労奉仕団へのご会釈、地方を含む行啓、行啓などのご公務に向けてのご準備、東宮職からご相談を受けられる内部の様々な懸案事項の調整や処理など、多くのお仕事をこなされるようになってきていらっしゃいます。

 ご家庭では、愛子内親王殿下が幼稚園から小学校へと進まれた中で、お母様として非常に細やかに気を配られていらっしゃいます。ご家庭とご養育を大切に考えていらっしゃる妃殿下にとりまして、愛子内親王殿下のご成長はとても大きな喜びになっていらっしゃるようにお見受けします。また、この夏には、殿下の海外ご公務が続かれるなか、引越のご準備と後始末をはじめとする多くのお仕事をこなされるなど、とても頑張られました。

 しかしながら、妃殿下のこのような頑張りにもかかわらず、思う通りのご活動がお出来にならず、妃殿下ご自身が心を痛められる状況は未だに続いております。その最大の理由は、妃殿下の心身の状態にご自分で予測できないような波があるということです。そして、この波が下降線の時には、ご体調に不良の症状が表れ、ご活動を控えざるを得なくなります。ときには、妃殿下ご自身に頑張る気持ちがおありでも、心身の状態が限界ではないかと東宮職医師団が考え、ご活動を控えていただくようにお願いすることもあります。妃殿下のご体調に波があるこのような状況につきまして、引き続きご理解をいただきますようお願いいたします。

 一部には、ご治療に時間がかかり過ぎているのではないかというご指摘、あるいは治療の見通しを明らかにして欲しいとの要望がございます。平成17年の東宮職医師団見解では、妃殿下のご病名について慢性の「適応障害」であると明らかにしております。治療に長い日時を要しているということは、それだけ妃殿下の受けられたストレスが大きいものであったということであり、治療、即ちストレスの軽減に時間がかかる状態だということであります。東宮職医師団としましては、個々のストレスあるいはストレス因子の内容について言及することは控えるべきであると考えておりますが、現状において、妃殿下のストレスの軽減がどのような速度でもって行われるかを具体的に見通すのは難しいことをご理解いただければと考えます。

 このような状況の中で、妃殿下におかれましては、公私を問わずご活動の幅を広げられることにより、小さいことでも何かを達成できたというご体験、ご発病後に出来なくなっておられたことを再び行うことが出来るようになったというご体験を、時間をかけながら積み重ねていただき、自信を回復していただくこともまた大切だと考えて、治療を進めてまいりました。妃殿下の今後のご活動に関しましては、平成17年の東宮職医師団見解ですでに明らかにしておりますように、ご公務に加えて、ご養育などご家庭で果たされる役割、妃殿下のライフワークになるようなご活動をバランス良く、ご無理のない範囲で広げていっていただくことが肝要と考えております。

 東宮職医師団として、このような治療を行うに当たって必要とされる事柄についての気づきました点をいくつか指摘させていただきたいと考えます。

 まず、妃殿下ご自身のご努力ですが、妃殿下はご自分のご病気治療についての認識をしっかりと持っておられ、東宮職医師団の治療方針に則り、ご活動の幅の拡大、自信の回復などに頑張っていらっしゃいます。ときには、前述の通り、東宮職医師団として妃殿下が無理をされすぎないように進言することもあります。ぜひ、焦られることなく、ご快復に向けてゆっくりと進んでいっていただきたいと考えております。

 精神疾患の治療では温かい人間的な環境が不可欠ですが、皇太子殿下におかれましては、そのことを十分にご理解いただき、いつも変わらず力強くお支えいただいていることに感謝申し上げます。東宮職としての支援体制に関しましては、更に充実させる余地があり、東宮職医師団としましても、妃殿下をお支えできる環境を整えていけるように、協力させていただきたいと考えております。

 マスコミの皆様との関係は従来から、ご治療にとって重要な事柄のひとつになっております。妃殿下のご活動に当たっての取材につきまして、宮内庁記者会はじめ多くの皆様方に種々ご協力をいただいていることに感謝申し上げますと同時に、今後とも人間的で温かいご配慮をお願いしたいと考えております。他方で、取材活動あるいは報道内容が妃殿下にとって大きなご負担になっているのも現実です。週刊誌などにおいては、事実に反する憶測記事や中傷記事の掲載が変わらず続いており、妃殿下のご病気治療に好ましくない影響を与えるものと危惧しております。

 これに関連して、7月に東宮職医師団が出しました記者の皆様への要望につきまして十分ご理解いただけていない面がありましたので、補足的に説明させていただきます。一般論として、患者さんが頑張って治療に取り組み、それが実を結びつつあるときに、出来ていることに全く触れないまま、出来ていないことだけが取り上げられますことは、いくら頑張っても不十分だと言われるのと同じで、とてもつらく感じられるものです。そうした気持ちは、病気からの快復の妨げになるだけでなく、病状の悪化につながりかねず、精神疾患の治療で非常に気を遣うところであります。殿下の外国訪問に関連した妃殿下についての質問におきましても、こうした配慮をお願いしたいと考え、敢えて先の要望を行ったものです。なお、東宮職医師団としましては、宮内庁記者会の皆様をはじめ、国民の皆様方より、妃殿下のご病状をご心配いただいて温かい声をかけていただいていることにつきまして、お心遣いを有り難く思っているということも付け加えさせていただきます。

 最後に、国民の皆様の温かいご理解を賜り、これからも長い目で見守っていただきますよう、お願い申し上げる次第です。

2009年12月9日→25日→2010年1月中旬→2月5日 皇太子妃殿下のご病状に関する東宮職医師団の見解<宮内庁HP初掲載>編集

http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/kohyo/d-kenkai-h220205.html
宮内庁広報・報道公表事項>皇太子妃殿下のご病状に関する東宮職医師団の見解(平成22年2月5日)

宮内庁の依頼を受けた東宮職医師団が皇太子妃殿下のご病気ご治療に携わり始めた平成16年6月から,5年半が経過しました。妃殿下におかれましては,この間に,着実にご快復に向かわれております。これは,ご本人の並々ならぬご努力はもちろんのことですが,皇太子殿下のしっかりとしたお支えのもと,天皇皇后両陛下をはじめとして多くの皆さまのご協力によるところが大きいものであります。東宮職医師団としては,この機会に,ご治療経過について包括的な説明を行うとともに,長期的な視野に立っての展望についても言及したいと考えます。その関連で,東宮職医師団は,今回の東宮職医師団見解の発表が予定より大きく遅れましたことをお詫び申し上げます。

1.これまでのご治療と経過編集

1)ご病名の確定とご治療の開始編集

東宮職医師団は,妃殿下のご病状を,アメリカ精神医学会の公的な診断分類である『DSM-IV 精神疾患の診断・統計マニュアル』に基づいて「適応障害(不安と抑うつ気分の混合を伴うもの,慢性)」と診断いたしました。これは,大うつ病性障害(いわゆる「うつ病」)をはじめとする気分障害の診断基準を満たさず,複数の明らかなストレス要因が発症の契機として認められたことから診断したもので,ストレスの軽減を目的とした環境調整と精神療法,そして少量の薬物療法を使って治療を開始しました。
一部には,「適応障害」が大うつ病性障害と比較して軽症であるかのような誤解に基づいた意見が出されたこともありましたが,ご病状の発表に使用しましたDSM-IVの1軸診断(精神疾患名の診断)は症状の程度を表すものではなく,あくまでも症状に基づく分類の診断です。当時の妃殿下のご病状の程度は,精神的・身体的エネルギーが低下されてお住まいからお出になることもできないほどに深刻なものでした。そうしたご病状に関しまして,東宮職医師団は,妃殿下の受けてこられたストレスが大きいことによるものと判断しました。

2)これまでのご治療の経過編集

イ) 皇太子妃殿下が5年半前とは較べられないほどに良くなられた背景として,まず,妃殿下が,元々精神的な健康度が非常に高くていらっしゃる上に,ご快復に向けて驚くほど努力され工夫されたことが挙げられます。また,何かにつけご相談をされている皇太子殿下が一貫して温かく支えてくださっていることや,愛子内親王殿下との愛情あふれる触れ合いがおありになることも大きな力になっています。妃殿下は,愛子内親王殿下が毎日を安心して楽しくお過ごしになれるように心を砕いておられ,内親王殿下が健やかに成長されていることが大きな喜びになっていらっしゃるようにお見受けします。

ロ) 妃殿下は,精神的に余裕が出てこられ,ストレスを感じ悩まれることがおありになっても,比較的早く立ち直られるようになっていらっしゃいます。その結果,公私を問わずご活動の幅が広がってこられ,ご公務へのご出席も徐々に増えてこられました。昨年には,天皇皇后両陛下のお祝いの諸行事への出席がかなわれ,1月には,神戸での阪神・淡路大震災の15周年追悼式典にも出席することがおできになりました。こうした大切な行事へのご出席は,事前のご体調の調整を含め,様々なご準備に大変なご努力を必要とされますが,その一方で,妃殿下にとって心の力を取り戻すご体験になっているものと拝察しております。この他,国連大学でのご聴講に加え,児童福祉施設文化祭や児童養護施設へのご訪問,小児科病棟での動物介在活動への飼い犬の参加のお手伝いなど,妃殿下が常々心を寄せられている社会や人の役に立つご活動が徐々に可能になってきていらっしゃいますが,これは妃殿下のご治療にとっても役に立つものであります。

ハ) 妃殿下がご自身のご活動に自信を回復されるようになるためには,安心してご活動いただける環境も重要です。環境に関して,東宮職医師団は,妃殿下が過去に,私的なお楽しみよりもご公務などのお仕事を優先されてこられたために,意識されないうちに心理的な閉塞感を強く感じられるようになられた面があると考えました。また,妃殿下には,お立場上自由な外出がかなわないために必然的に情報遮断や感覚遮断の状態になられ,それ自体がストレスになるだけでなく,ストレスに対する抵抗力を弱めることになったとも考えました。こうしたことから,妃殿下には,人目に気を遣わずにお出ましになれるような環境の中で,気力や体力の充実につながるような私的活動を増やしていっていただくことが重要だと考えてお勧めして参りました。その過程で,公私にかかわらず,妃殿下のご活動の場面で報道関係の皆様にもお願いをしてご協力いただいて参りましたが,今後ともぜひご理解とご協力をいただければありがたいと考えております。

ニ) 安心できる環境作りは,妃殿下のご活動とご生活の全ての側面に関わることであり,その意味で多くの関係者の協力を必要とします。とくに,妃殿下を直接にお支えする東宮職の体制については色々な角度から体制の見直しの必要性を指摘させていただき,多くの改善が見られ,それらが妃殿下のご快復に役だっております。しかしながら,数多くある東宮御所内の日々のご負担を軽減できるような仕事の効率化など,さらなる改善が必要なところも残っており,ご検討いただいているところです。

2.今後の展望編集

イ) 妃殿下のご快復はずいぶん進んでおりますが,なおご体調には波がおありで,ご活動のご準備に大きなご努力が必要であったり,ご活動の後に疲れがお出になったりするなど,いろいろなご活動を続けてはまだおできにならない状態にいらっしゃいます。また,ご自身は努力しようとされても思うようにいかないこともありますし,無理をされてかえってご体調を崩されることもあります。そのようなときにも,周囲の方々のご理解と支援はとても重要です。一般に,患者さんが治療に取り組み,それが実を結びつつあるときには,できていないことではなく,小さなことでもできたこと,あるいは努力していることが認めてもらえるような,安心できる温かい環境が不可欠です。妃殿下のご治療に関しましても,ぜひ,その点を皆様にご理解いただければと考えます。

ロ) 妃殿下をお支えする方々には,今後のご活動の適正な配分に関しても慎重にご検討いただきたいと考えております。妃殿下は,何事にも心を込めて取り組んでいらっしゃいました。ご公務はもちろん,育児などご家庭内のことや,東宮御所内でのお仕事など,なさらないといけないことが沢山おありになるなかで,できるだけ多くの要請に応えようとして,お疲れを表に出さずに無理をされる場面が少なからず見受けられます。しかも,こうしたご活動を複合的に行われることは,現在の妃殿下のご体調ではご負担の大きいものです。従いまして,今後は,こうしたご活動を適正に配分してご負担を軽減していただくことが,さらなるご快復のために重要になってくると考えております。

ハ) まずご公務ですが,妃殿下は,ご公務への復帰にむけて今後とも努力されることになると思います。その際に,ご快復が進むにつれてご公務を行われることへの期待もより大きくなるものと考えられますが,それが妃殿下にとって過分のご負担とならないような配慮が必要です。また,ライフワークとなり得るご活動を行われることは,大きな自信につながるものであり,心の健康を保つためにも重要なものですが,そうしたご活動を見つけていかれるためには十分な余裕と時間が必要です。従いまして,今後は,十分に時間をかけながらライフワークにつながる可能性のあるご活動を見つけられることにも力を注いでいただきたいと考えております。

ニ) 妃殿下の海外へのお出かけに関して若干触れておきたいと思います。東宮職医師団としましては,公式の日程がお続きになる海外公式ご訪問は,妃殿下にはご負担が大き過ぎると考えております。従いまして,将来的に海外ご訪問をご検討いただく場合には,ご負担が少なく期間も長くない私的なご訪問をまず検討していただくことが望ましく,ご治療の面からも効果的であると考えております。

ホ) 妃殿下には,育児を中心としたご家庭の中の役割も重要です。妃殿下はご家庭をことのほか大切に考えられ,皇太子殿下や愛子内親王殿下とご一緒の時間を大切になさっていらっしゃいます。また,皇太子殿下が安心してご公務に励まれるように,そして愛子内親王殿下が健やかに育たれるように,いわば裏方としてずいぶん多くの時間を使っていらっしゃいます。皇太子殿下のお仕事のお手伝いや育児のご相談,愛子内親王殿下の学校行事や勉強のお手伝い,三殿下での団欒などの家庭的なご活動は皇太子殿下,愛子内親王殿下にとりましてもとても大きな意味を持つもので,これからもぜひ大切にしていっていただきたいと考えております。

ヘ) 愛子内親王殿下のご成長やお友達との交流の広がりをご覧になることは,妃殿下にとって喜びであるとともに,心の癒やしにもなっています。これまで東宮御所内やこどもの城,さらには学習院幼稚園や初等科での愛子内親王殿下のご活動やお友達との交流の広がりは,愛子内親王殿下の成長に大きな助けとなってきました。そして,それを見守り手助けされることが妃殿下のお心の支えになってきています。またこれまで,内親王殿下の先生方やお友達のお母様方が妃殿下と温かく自然に接していただいてきていることも,妃殿下にとり大きな力になっています。妃殿下は,こうした温かい人間的な触れあいをとても大切に思われて心から感謝されていらっしゃるご様子であり,このことがご快復に向けての大きな力になってきていることからも,ぜひこうしたご活動を大切にしていっていただきたいと考えております。また,人間的な触れあいという意味で,国民の皆様が温かい目で見守ってくださっていることも妃殿下のお心の支えとなっていると拝察しております。

ト) 妃殿下ご自身のご友人との交流も,妃殿下のお心の健康にとりまして,とても大切です。東宮職医師団は,妃殿下が,皇太子妃というお立場もあって自由にご友人にお会いになる機会が少なくなっていたことも心のバランスを崩される一因になっていたと考え,そのような交流を増やし発展させていっていただくようにお勧めして参りましたが,今後もそうしたご関係を大切にしていっていただきたいと考えております。 

チ) 運動など体を動かされるご活動を通してご体調を整えられ,気力や体力の充実をはかっていただくことも大切ですので,そうしたご活動をこれまでのように続けていっていただければと考えております。

妃殿下は,皇太子妃としての立場や責任の重さを深く認識されていて,復帰のために懸命に努力され,ご治療開始以降,長い目で見ますと,ご病状は大きく改善してきていらっしゃいます。ただ,これまでのストレス状況やご闘病が長期にわたっていらっしゃることを考えますと,ご活動の幅を更に大きく広げていただくまでには,さらなる時間が必要であると考えられます。

従いまして,妃殿下には決して焦られることなく,現在のご活動を時間をかけて着実に継続していっていただきたいと考えております。その過程では,妃殿下が一つ一つ努力され,工夫され,試行錯誤を繰り返される場面もあるかと思いますが,これはご快復に向けてのご治療を進めていく上で必要なものでもあります。国民の皆様におかれましては,こうした治療上の配慮と,前向きにかつ真摯に努力しようとされている妃殿下のお気持ちをぜひご理解いただき,引き続き長い目で温かく見守っていただくようご協力をお願い申し上げます。

2010年12月9日 東宮職医師団の見解全文(宮内庁HPには掲載されず)編集

http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010120801001129.html
 雅子さまの病状に関し東宮職医師団が発表した見解全文は次の通り。
 皇太子妃殿下のご病状についての東宮職医師団の見解は、基本的には、今年2月に発表しました見解と同じであり、引き続き着実にご快復されてきてはおられますが、今なお心身の状態の波は続いていらっしゃいます。
 そうした中、妃殿下におかれましては、愛子内親王殿下のご通学へのお付き添いをなされるとともに、愛子内親王殿下のお気持ちによく耳を傾けられ、皇太子殿下とご相談になりながら、学校関係者と話し合われ、さまざまに工夫されて愛子内親王殿下を支えられ、折々の出来事にも的確に対応してこられていらっしゃいます。
 ご病状の不安定さが残る中で、妃殿下は、愛子内親王殿下が安心してご通学になれる環境づくりに向けて非常に努力され、多くの時間とエネルギーを注いでいらっしゃいます。それだけに、その他のご活動は、公的な色彩のあるものを含めて、限られたものにならざるを得ない状況にあります。国民の皆さまには、こうした現状をご理解いただき、これまでと同じく長い目で温かく見守っていただきますようお願い申し上げます。

2011年12月9日 皇太子妃殿下のお誕生日に際しての東宮職医師団見解<宮内庁HP二度目の掲載>編集

http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/kohyo/d-kenkai-h231209.html
皇太子妃殿下のお誕生日に際しての東宮職医師団見解
平成23年12月9日
 皇太子妃殿下におかれましては,皇太子殿下のお支えを受けられながら,ご自身が懸命に努力され,ゆっくりとではありますが,着実に快復されてこられました。しかしながら,今なお心身の状態の波が続いておられ,そのため引き続きご治療を必要とされる状況にいらっしゃいます。
 そうした中で,昨年3月以来,妃殿下は愛子内親王殿下の学校での問題の対応に懸命に取り組んで来られました。妃殿下には,必ずしも万全でないご体調の下,内親王殿下が安心できる環境でご通学がおできになるように,母親として細やかな気配りをされながら,学習院初等科を始めとする関係の方々と丁寧に相談を続け,内親王殿下を全力で支えてきていらっしゃいます。そもそも,こうした学校へのお付き添いは,学校側と協議を重ねたあげくに,内親王殿下が学校生活に戻ることが出来る唯一の方法として始められ,続けてこられたものであり,これは妃殿下にとってご体調面からも非常な努力を要するものでありました。妃殿下のこうしたご尽力の結果,内親王殿下のご通学に関わる問題は良い方向に向かうようになっており,お付き添いなしのご通学がおできになる日々が出てくるようになりました。こうしたなか,この春の東日本大震災の際には,災害の大きさに非常に心を痛められ,被災者に寄せる思いを強くお持ちになり,様々な工夫をされてご体調を整えられながら,専門家のお話を複数回にわたりお聞きになられた後被災地をお見舞いのためご訪問になられました。ご体調の波がおありになりながらも,妃殿下ご自身が頑張られてご訪問が叶ったことは,東宮職医師団としては着実なご快復の兆候であったと受けとめました。
 こうした状況のなかで,東宮職医師団としては,最近,週刊誌を中心として,ご病気に苦しまれながらもさまざまなご活動に懸命に取り組んでいらっしゃる妃殿下のご努力を否定するかのような,悪意ともとれる誤った情報に基づく報道が,関係者とされる人物の発言の引用を含めてなされていること,そしてそのことに対して妃殿下が心を痛めていらっしゃることへの強い懸念を表明いたします。このような報道はこれまでも繰り返されていて,これが続くことは,妃殿下の更なるご快復の妨げになるのみならず,ご病状の悪化にさえつながります。妃殿下は,ご体調に波がおありのなか,できるだけのことをしたいと誠意を持って懸命に頑張っていらっしゃいますが,そのご努力を否定するような批判的な報道が繰り返されますと,妃殿下は自信をなくされますし,安心して先に進むこともおできになりません。心のケアが重要な社会的課題になっているなか,このような心ない報道が平然と繰り返されている現状に,東宮職医師団は専門家として憤りを覚えるものであり,この状況が改善されない限り順調なご快復は望めないと考えております。
 皆様におかれましては,何よりも,妃殿下がいまだにご病気ご治療中であり,その中でご快復に向けて力を尽くしていらっしゃることを理解していただき,温かく見守っていただきますよう重ねてお願い申し上げます。

2012年4月6日 小町恭士東宮大夫定例会見にて異例の東宮職医師団見解発表「皇太子妃雅子さまの体調についての宮内庁の説明の概要」「お疲れがたまられているために体調が崩れやすくなっていらっしゃる」「ご治療の基本ライン」など変てこ日本語入り編集

http://mainichi.jp/select/news/20120407k0000m040066000c.html
http://mainichi.jp/select/news/20120407k0000m040066000c2.html
http://mainichi.jp/select/news/20120407k0000m040066000c3.html
雅子さま:「体調崩れやすく」…宮内庁、医師団の見解発表
毎日新聞 2012年04月06日 21時49分(最終更新 04月06日 23時30分)
 宮内庁の小町恭士・東宮大夫は6日の定例会見で、皇太子妃雅子さまの体調について、「疲れがたまり、体調が崩れやすくなっている」とする医師団の見解を発表した。当面は体調を見ながら、私的な活動から徐々に活動範囲を広げていくことを目指すという。
 小町東宮大夫は、疲れがたまった背景として、1年以上続いた長女愛子さまの登校時の付き添いや気配りなどを挙げ、「当面はお疲れを取ることを優先していただきたい」などと述べた。
 雅子さまは最近、体調がかなりすぐれない時もあったといい、3月24日には、秋篠宮ご夫妻の長女眞子さまの成人を祝う夕食会も欠席していた。その後は同26日と31日に療養中の天皇陛下を見舞い、異動職員へのあいさつにも出席。4日には宮内庁病院で健康診断を受けた。
 誕生日以外に体調の公表をすることは近年はまれだが、「体調に波がある」と従来繰り返していた説明が臆測を呼んだりすることのないよう、最近の状況を整理したという。小町東宮大夫は「健診で特に問題があったわけではない。温かく見守られているという環境がとても大事。ご理解いただきたい」と語った。【長谷川豊】

 ◇皇太子妃雅子さまの体調についての宮内庁の説明の概要◇
 妃殿下におかれてはお疲れがたまられているために体調が崩れやすくなっていらっしゃると判断し、当面はお疲れをとっていただくことを優先していただきたいと考えます。今後、十分な休養をとりながら体調を整えられ、従来のご治療の基本ラインに沿って、私的なご活動から徐々にご活動の範囲を広げていっていただきたいと考えております。
 また、妃殿下のご回復のためには、温かく見守られているという環境がとても大事ですので、皆様におかれましては、この点をご理解の上、今後とも温かく見守っていただきますようにこの機会に改めてお願い申し上げます。

2012年12月9日 皇太子妃殿下の現在のご病状に関する東宮職医師団の見解<宮内庁HP三度目の掲載>編集

http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/kohyo/d-kenkai-h241209.html
皇太子妃殿下のお誕生日に際しての東宮職医師団見解
平成24年12月9日
 皇太子妃殿下におかれましては,この1年におきましても,引き続きご治療が継続する状況にあられました。特に,昨年の秋から今年の夏にかけてはご心身のお疲れが認められましたが,夏にゆっくりとご静養いただけたこともあり,9月以降,少しずつお疲れがとれてこられ,徐々にご自身のご活動に取り組まれるようになってこられています。
 皇太子妃殿下のご治療に関しまして,東宮職医師団としましては,十分な休養をおとり頂くとともに,私的なご活動からご活動の幅を広げていっていただくようにお伝えしているところです。妃殿下には,愛子内親王殿下のご成長にあわせてご学業や学校生活の支援に母親としての力を注がれる一方で,私的ご活動にも取り組もうと努力しておられます。公的なご活動につきましては,今までと同じように,ご活動の内容により,ご負担,ご体調などを勘案しながら,東宮職医師団としてその都度対応を検討させていただいてきており,妃殿下ご自身も様々に工夫や努力を重ねて東宮職医師団の提案にお応えいただいております。
 今後,東宮職医師団としましては,妃殿下がご活動をなさりやすい環境作りの面で,関係の皆さまに一層の積極的なご協力をお願いする次第です。
 国民の皆さまにおかれましては,妃殿下のこのような状況につきまして,引き続き,温かい目で見守っていただきたく,重ねてお願い申し上げます。

2013年12月9日 皇太子妃殿下の現在のご病状に関する東宮職医師団の見解<宮内庁HP四度目の掲載>編集

http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/kohyo/d-kenkai-h251209.html
皇太子妃殿下のお誕生日に際しての東宮職医師団見解
平成25年12月9日
 東宮職医師団としましては,平成22年の「皇太子妃殿下のご病状に関する東宮職医師団の見解」などで,ご治療に向けての医師団としての考え方をこれまで説明して参りましたが,皇太子妃殿下におかれましては,そうした考え方を踏まえながら,本年も引き続きご病気ご治療を継続していただいております。本年の大きい出来事としては,4月のオランダご訪問がありました。オランダご訪問は,妃殿下のご体調に波がおありであることもあり,東宮職医師団としても慎重に検討致しましたが,妃殿下ご自身のご努力と皇太子殿下のお支えがあって実現しました。このご訪問は,妃殿下にとって自信につながる大きな機会になったと東宮職医師団としましても考えております。その後も妃殿下は努力や工夫を重ねられ,かねてよりお心をお寄せになってこられた東日本大震災の被災3県をご訪問になるなど,東宮御所外の公的なご活動も着実に重ねてこられました。妃殿下が常々心を寄せられている震災からの復興や社会活動に関わる公的なご活動が徐々におできになっていらっしゃることは,妃殿下のご治療にとっても良い効果をもたらしているものと考えております。妃殿下には,また,東宮御所内でのお仕事を日々こなされている他,母親として愛子内親王殿下のご成長を見守り支えていらっしゃいます。
 これまでも説明して参りました通り,妃殿下には,懸命に努力を重ねられ,ゆっくりとではありますが,着実に快復してこられました。妃殿下には,まだご療養中であり,行事が続いた場合にはお疲れもおありになりますが,その中で,ご体調を調えられながら公的なご活動に当たっておられます。東宮職医師団と致しましては,このように妃殿下の公私にわたるお出ましの機会が増えていることは,望ましいことであると考えています。他方で,妃殿下のご快復は着実に進んでいるものの,ご体調にはなお波がおありであり,まだ快復の途上にいらっしゃいます。こうした中で,過剰な期待を持たれることは,かえって逆効果となり得ることをご理解頂ければと思います。今後とも,周囲の方々の理解と支援を受けながら,ご治療を続けられることが引き続き大切です。
 これまで皇太子妃殿下のご治療に関しまして,東宮職医師団としましては,公私を問わずご活動そのものを時間をかけて少しずつ広げていただきたいとのご治療方針をとってまいりました。そうした観点から,公的なご活動につきましては,今後もこれまで同様,妃殿下のお気持ちやお考えも伺いつつ,ご活動の内容,ご負担,ご体調などを専門的に勘案しながら,対応をその都度考えていきたいと考えております。また同時に,今後とも私的なご活動の幅を広げていっていただくことが大切だと考えておりますので,皆さまにも引き続き温かい目で見守っていただきたくお願い申し上げます。

2014年12月9日 皇太子妃殿下の現在のご病状に関する東宮職医師団の見解<宮内庁HP五度目の掲載>編集

http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/kohyo/d-kenkai-h261209.html
皇太子妃殿下のお誕生日に際しての東宮職医師団見解
平成26年12月9日
皇太子妃殿下におかれましては,これまで東宮職医師団として説明して参りました基本的な考え方を踏まえながら,本年も引き続きご病気ご治療を継続していただいております。
皇太子妃殿下には,昨年4月のオランダご訪問,昨年後半の東日本大震災の被災3県ご訪問に続き,本年も東宮職医師団とご相談されながら,妃殿下ご自身のご努力により体調を調えられ,7月の神宮御参拝,11月の愛知県行啓などをお務めになられました。また,昨年お出ましになられた公的な行事は本年も引き続きお出ましになられるよう努力しておられ,更に本年は,オランダ国王王妃両陛下の国賓行事にご出席になるなど,工夫を重ねられ,公的なご活動を重ねてこられています。妃殿下には,また,東宮御所内でのお仕事を日々こなされている他,母親として愛子内親王殿下の御成長を見守り支えていらっしゃいます。愛子内親王殿下には,本年4月より新しい環境の中で中等科生活を始められたことから,妃殿下には,お気を配られることも多いのではないかと考え,東宮職医師団としましても,特に本年前半はご無理をなさらないでいただきたい旨ご助言を致しておりました。
妃殿下には,このように懸命に努力を重ねられ,ゆっくりとではありますが,着実に快復してこられています。同時に,妃殿下には,まだご療養中であり,行事が続いた場合にはお疲れもおありになりますが,その中で,ご体調を調えられながら公的なご活動に当たっておられます。東宮職医師団と致しましては,妃殿下がお出ましを積み重ねられていることは,望ましいことであると考えています。他方で,これまでも説明して参りました通り,妃殿下のご快復は着実に進んでいるものの,ご体調にはなお波がおありであり,まだ快復の途上にいらっしゃいます。こうした中で,過剰な期待を持たれることは,かえって逆効果となり得ることを引き続きご理解頂ければと思います。今後とも,周囲の方々の理解と支えを受けながら,ご治療を続けられることが大切です。
これまで皇太子妃殿下のご治療に関しまして,東宮職医師団としましては,公私を問わずご活動そのものを時間をかけて少しずつ広げていただきたいとのご治療方針をとってまいりました。そうした観点から,公的なご活動につきましては,今後もこれまで同様,妃殿下のお気持ちやお考えも伺いつつ,ご活動の内容,ご負担,ご体調などを専門的に勘案しながら,対応をその都度考えていきたいと考えている点について変わりはありません。また同時に,今後とも私的なご活動の幅も広げていっていただくことが大切だと考えておりますので,皆さまにも引き続き温かい目で見守っていただきたくお願い申し上げます。

2014年医師団見解の雅子体調に関する記述が、前年2013年発表分のほぼコピペだと大きな話題に編集

http://www.news-postseven.com/archives/20141217_293026.html
皇太子妃雅子さま病状 東宮職医師団発表がほぼコピペで波紋
2014.12.17 11:00
 12月9日、51才の誕生日を迎えられた皇太子妃雅子さま。誕生日に際して、ご感想を文書に綴られた。
《10月には、昨年即位されたオランダ国王王妃両陛下が国賓としてご訪日になりました(中略)今回、ご訪日の折りの国賓行事などで国王王妃両陛下をお迎えする機会に恵まれましたことを嬉しく、またありがたく思っております》
 11年ぶりに出席された宮中晩餐会などの話題に触れられ、1年間を振り返られた。だが、ご療養生活12年目に入られるご自身の体調に関しては、
《私自身につきましては、今年も、体調に気をつけながら、公私にわたってできる限りの務めを果たそうと努力をしてまいりました。その中で、7月に三重県、そして11月に愛知県を訪れました折りに、多くの方に温かく迎えて頂いたことも、私にとりまして大きな励みになりました。今後とも、まわりの方々からのお力添えを頂きながら、快復に向けての努力を続けていきたいと思います》
 と綴られている。しかし、ご体調に関する記述は、2013年の文書に少し文言を加えただけで、ほとんど同じなのである。以下が2013年のもの。
《私自身につきましては、昨年の誕生日以来、今年も、体調に気をつけながら、公私にわたってできる限りの務めを果たそうと努力をしてまいりました。今後とも、まわりの方々からのお力添えを頂きながら、快復に向けての努力を続けていきたいと思います》
 さらに誕生日に同時に発表される雅子さまの治療チーム『東宮職医師団の見解』もまた、2013年とほぼ同じ内容だ。
《ご体調にはなお波がおありであり、まだ快復の途上にいらっしゃいます。こうした中で、過剰な期待を持たれることは、かえって逆効果となり得ることを引き続きご理解頂ければと思います。今後とも、周囲の方々の理解と支えを受けながら、ご治療を続けられることが大切です》(2014年)
《ご体調にはなお波がおありであり、まだ快復の途上にいらっしゃいます。こうした中で、過剰な期待を持たれることは、かえって逆効果となり得ることをご理解頂ければと思います。今後とも、周囲の方々の理解と支援を受けながら、ご治療を続けられることが引き続き大切です》(2013年)

 なんと“引き続き”という言葉の場所を変え、“支援”を“支え”に変えただけの“コピペ”したような文章なのだ。
「これに対しても宮内記者会の一部からは“妃殿下にはご病気に関する情報を出すつもりがない”“文書や見解を出す意味があるのか”といった批判めいた声があがっていました」(皇室関係者)
 皇室ジャーナリストの神田秀一氏もこう憤る。
「雅子さまのご感想も医師団の見解も、2013年のものと見間違うほど、酷似していました。 特に医師団に関しては、具体的な治療方法も明記せず、文章の並びを変えるだけですから、本当に医師団としての役割を果たしているのかと疑問を持たずにはいられません。
 これは雅子さまが国民に対して心を閉ざされてしまっている表れだと思います。美智子さまも雅子さまと同じように、誕生日には文書でご感想を綴られますが、その言葉は一言一言、国民を思い浮かべられて書かれた心温まる文章です。雅子さまの文書を読まれた美智子さまは沈痛な思いでいらっしゃると思いますよ」
※女性セブン2014年12月25日・2015年1月1日号

2015年12月9日 皇太子妃殿下の現在のご病状に関する東宮職医師団の見解<宮内庁HP六度目の掲載>編集

http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/kohyo/d-kenkai-h271209.html
皇太子妃殿下のお誕生日に際しての東宮職医師団見解
平成27年12月9日
皇太子妃殿下におかれましては,これまで東宮職医師団として説明して参りました基本的な考え方を踏まえながら,本年も引き続きご病気ご治療を継続していただいております。
妃殿下には,本年も,東宮職医師団とご相談されながら,妃殿下ご自身のご努力と工夫により体調を調えられ,東宮御所内外での公的なご活動を少しずつ着実に重ねてこられました。7月のトンガご訪問や10月の福島県行啓及び鹿児島県行啓などを務められたほか,秋の園遊会には冒頭ご出席になられ,また,国賓行事へのご出席を始め,近年お出ましになられた公的な行事には引き続きお出ましになられるようご努力なさっておられます。また,東宮御所内での行事についても,可能なものについてはご出席を重ねておられます。このように公的なご活動を少しずつ着実に積み重ねていらっしゃることは,妃殿下にとってもご自信につながり,望ましいことと考えております。
妃殿下には,また,学習院中等科での生活にもお慣れになった御様子の愛子内親王殿下の御成長を見守り支えていらっしゃいます。
妃殿下には,このように,少しずつご活動の幅を広げられながら,着実に快復してこられています。同時に,妃殿下には,まだご療養中であり,行事が続いた場合にはお疲れが出ることもおありになります。東宮職医師団としましては,妃殿下が公私にわたるお出ましを積み重ねられていることは望ましいことであると考えておりますが,公的なご活動につきましては,引き続き妃殿下のお気持ちやお考えを伺いつつ,ご活動の内容,ご負担,ご体調などを専門的に勘案しながら対応をその都度考えていきたいと思います。また,私的なご活動につきましては,拡充していっていただくことが大切だと考えております。
これまでも説明して参りました通り,妃殿下のご快復は着実に進んでいるものの,ご体調にはなお波がおありであり,まだ快復の途上にいらっしゃいます。こうした中で,過剰な期待を持たれることは,かえって逆効果となり得ることを引き続きご理解頂ければと思います。今後とも,周囲の方々の理解と支援を受けながら,ご治療を続けられることが大切です。皆さまにおかれましても,引き続き温かい目で見守っていただきたくお願い申し上げます。

2016年12月9日 皇太子妃殿下の現在のご病状に関する東宮職医師団の見解<宮内庁HP七度目の掲載>編集

http://www.kunaicho.go.jp/kunaicho/koho/kohyo/d-kenkai-h281209.html
皇太子妃殿下のお誕生日に際しての東宮職医師団見解
平成28年12月9日
皇太子妃殿下におかれましては,これまで東宮職医師団として説明して参りました基本的な考え方を踏まえながら,引き続きご治療を継続していただいております。
本年も,ご努力と工夫を重ねてご体調を調えられ,4月の神武天皇二千六百年式年祭の儀にお出ましになられたほか,6月の岩手県行啓,11月の岐阜県行啓など5度の地方行啓をお務めになられました。また,春の園遊会や秋の国賓行事といった公的な行事に引き続きお出ましになられたことに加え,8月の「山の日」といった新たな行事についても,意欲的に取り組まれました。このように公的なご活動を一つ一つ着実に積み重ねていらっしゃることが,妃殿下のご自信につながり,結果として活動の幅が広がってきていることは,東宮職医師団としても望ましいと考えております。
妃殿下には,いまなおご体調に波がおありですが,着実に快復してこられていて,このように少しずつご活動の幅を広げられています。また,ご体調を崩された愛子内親王殿下を母親として温かく見守られ,ご成長に向けて支えていっていらっしゃいます。
一方,これまでも説明して参りましたように,妃殿下には,まだご快復の途上にいらっしゃって,ご体調に波がおありです。そのため,これまで同様,周囲の方々の理解と支援をお受けになりながらご治療を続けていただくことが大切ですので,ご理解,ご支援のほどをよろしくお願い申し上げます。

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